菅直人の東電福島原発事故対応。過剰介入が対応を遅らせた?

あの原発事故から8年。菅直人の震災対応は全くお粗末なものでした。

震災同様、忘れてはならない事実だとして語られています。

今回は政治家、菅直人について詳しくまとめています。

菅直人は東工大出身者で「ぼくは原子力にすごく詳しいんだ」と発言したが「臨界」の概念すら知らなかった

「原子力に詳しい」と吹聴していた菅直人首相(64)が、有識者に「臨界ってなんだ?」と尋ねていたことが分かった。

「臨界」は、原子力を少しでもかじったことのある人なら誰もが知る言葉だけに、あきれることを通り越して不安をかき立てられるようなエピソードだ。こんな人に原発対策や震災後の復興を任せていいのか。

日経新聞によると菅直人さんは「役所や東電とは違うセカンドオピニオンがほしい」として呼び寄せた有識者たちに「臨界ってなんだ?」と尋ねていたのだそうです。

「最初に『臨界』という言葉に触れるのは高校物理。『反射の限界点』を指す『臨界点』という言葉を習う。大学で原子力を学べば、すぐに出てきますよ。1999年の東海村臨界事故で注目された言葉でもある。菅首相は本からも先例からも、何も学んでいないのでしょうか」

菅直人さんは自分で「原発には詳しい」と言っておきながら、基本的な知識すら知らなかったというのですから呆れたものです。

何も知らない人が原発事故の対応をしていたのですから恐ろしいです。

菅直人は各種報告書で事故の元凶扱い

例えば、福島第1原発事故の独立検証委員会が2012年2月27日に公表した資料には、以下のような報告内容が記載されていたそう。

  • 東電幹部に「そんな言い訳を聞くために来たんじゃない」と迫る等、たびたび怒鳴り散らし、「関係者を萎縮させるなど心理的抑制効果という負の面があった」
  • 事故現場でバッテリーが必要と判明した際、菅氏が自分で携帯電話を通じて担当者と話し、必要なバッテリーは「縦横何メートル?」などと質問し、やりとりを続けた。その現場にいた関係者は「首相がそんな細かいことを聞くのは、国としてどうなのかとゾッとした」と証言。
  • 菅直人が突然訪問すると聞いた、吉田昌郎所長は「私が総理の対応をしてどうなるんですか」と迷惑していた。
  • 菅直人の対応について、「官邸主導による目立った現場への過剰介入があった。そのほとんどは有効ではなかった」「政府トップが現場対応に介入することに伴うリスクについては、重い教訓として共有されるべきだ」と結論。

菅直人さんの評価はとても低いですね。

対応が対応ですから仕方がありません。

国会事故調は「情報を把握できないまま介入し混乱を引き起こした。事故の進展を止められず、被害を最小化できなかった最大の要因」と認定。同時に「官邸は、真の危機管理意識が不足し、官邸が危機において果たすべき役割についての認識も誤っていた」と批判した。

まさに菅直人さんによる人災だと国会事故調も認定しています。

菅直人さんの暴走は許されるものではありません。

菅直人が在日米軍による福島原発への冷却剤輸送を断る

菅直人さんが米国から冷却剤輸送の申し出を受けていたにも関わらず、断っていたという噂がありました。

故意に隠していたのか、マスコミでほとんど言われていなかったのですが、ロイター通信から2回情報が出ていました。

ヒラリー・クリントン米国務長官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所に、冷却剤を輸送したことを明らかにした上で、今後も支援を続ける考えを示した。

同国務長官は「在日米空軍が原子力発電所に非常に重要な冷却剤を輸送した」と述べた。

「日本は原子力発電への依存度が極めて高く、非常に厳格な技術的基準を設けている。

しかし地震により一部の発電所に圧力がかかっており、冷却剤が不十分となっている」と説明した。

危機管理的には感謝して受け入れるのが正しい判断だったと言われています。

ロイターではこの時、既に輸送しているという発表でした。

しかしこの数時間後に出された情報によると

米政府高官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所への在日米軍による冷却剤輸送は実施しなかったことを明らかにした。

これより先、ヒラリー・クリントン米国務長官は、同原発に冷却剤を輸送したと述べていた。

これについて同高官は、冷却材の供給について日本側から要請があり、米軍も同意し輸送を開始すると国務長官は聞かされていたもようだと説明した。

その後、日本側から冷却材は不要との連絡があったものの、国務長官の耳に入っていなかったとしている。

別の米政府当局者は、「結局、日本は自国で状況に対応できたとわれわれは理解している」と述べた。

日本政府はアメリカの冷却材無しで、事故に至らず解決出来ると思ったのでしょうか。

わざわざ断らなくても、もしもの時のために備えておけば事態はまた違っていたかもしれないと思うと悔しいですね。

菅直人がベトナムの原発を受注

菅直人首相は2010年10月31日午前、ベトナムのズン首相と会談し、戦略的パートナーシップの推進など日越関係の強化に関する共同声明を発表した。両首脳はベトナムの原子力発電所第2期建設プロジェクトで日本をパートナーに選ぶことを確認し、1兆円規模のプロジェクトを日本企業が受注することが事実上決まった。

これに関しては国内外から批判が出たようです。

日本は経済成長するベトナムとの関係を強化し、官民あげてインフラの売り込みに乗り出す。

日本企業の原発受注が実現すれば、日本の官民一体のインフラ輸出の取り組みとして初の成果となる。

日本企業が新興国で原発を受注するのも初めて。

ベトナムの原発事業を巡ってはロシアが第1期の受注を獲得し、第2期についても韓国やフランスが日本と争っていた。

菅直人さんのトップセールスで原子炉二基の建設に合意に至ったのですが、次の首相、野田佳彦さんがこれを引き継ぎ国内外から大きな批判を浴びていました。

菅直人が災害派遣活動を指揮する自衛隊幹部らを激励

菅直人さんが2011年3月28日、防衛省を訪れ、東日本大震災への災害派遣活動を指揮する自衛隊幹部らを激励していました。

首相はオペレーション室を視察した後、同省の災害対策本部会議に出席。「福島原発の事故に対しても、命がけの作業に率先して携わっていただいており、感謝申し上げたい」と述べた。

首相はまた、「長期間の作戦が必要になる」との見通しを示した上で、「まさに掛け値のない国の危機。何としてもこれ以上大きくしないで収めていくため、いっそうの努力をお願いする」と強調した。

菅直人さんの原発事故対応はお粗末なものでしたが、自衛隊を多く派遣するように指示したのも菅直人さんだったようです。

菅は震災発生の翌3月12日に自衛隊の派遣規模を2万人から5万人に拡大するよう指示し、3月13日には、首都直下地震への対処計画をもとに、自衛隊史上最大となる陸海空あわせて10万人規模の災害派遣を指示した。

5日後の18日には10万人を超える態勢となり、最大時で約10万7千人規模の派遣となった

2011年に起きた東日本大震災は忘れられない出来事ですが、菅直人さんの対応も忘れてはいけないですね。

ヘリにおいて菅直人がマッカーサー気取りだったことを元原子力安全委員長・班目氏が描く漫画

2016年、原発事故から5年経ち、事故直後に首相官邸などで事故対応の助言役だった人物の「自作マンガ」がネット上で話題になっていました。

それがこちら。

4コママンガの体裁で事故当時を振り返る内容で、東電、官邸のメンバー、メディアなどあらゆる関係者に批判の矛先を向けている。とりわけ激しく非難されているのが事故当時首相だった菅直人氏だ。

マンガははっきり言って上手ではなく、菅氏にあたる人物は終始「のっぺらぼう」で描かれる。

「いまだにあの顔を思い出すだけで気分が悪くなる」というのがその理由だ。

マンガでは、菅氏の受け答えを「○○の一つ覚え」、事故直後の原発視察でヘリから降りる様子を「マッカーサー気取り」などと終始酷評している。

この漫画を描いているのは事故当時は原子力安全委員会の委員長を務めていた班目(まだらめ)春樹・東大名誉教授です。

漫画では菅直人さんに対する恨みや侮蔑の感情がむき出しになっています。

「マッカーサー気取り」と題した作品では、事務方からヘリの中で

「到着したらまず総理が降りますからしばらく待ってください」
と伝えられたとして、菅氏がビデオカメラを前にヘリを降りる様子を

「マッカーサーの真似をしたかったんですかね?カメラまで同行させているとは!この人といると腹が立って腹が立って…」
と振り返った。

菅直人さんは事故直後、すごい慌てぶりだったようで「総理の資質として必要なのは沈着冷静さだと思う。こんな人が総理になる事自体が問題。」と菅直人さんへの批判が多く綴られています。

菅直人の責任は重い。名誉毀損で安倍晋三に対して訴えたが最高裁で敗訴

民進党の菅直人元首相が、東京電力福島第1原発事故への対応を批判した安倍晋三首相のメールマガジンでうそを書かれ名誉を傷つけられたとして、損害賠償などを求めた訴訟は、菅氏の敗訴が確定した。

菅直人さんの対応や言動は何か全て間違っているように見えますね。

菅氏は「残念な結果だ」とし、安倍氏は「私をおとしめようとした訴訟で、菅氏に猛省を求めたい」とのコメントを出した。

同じ政治家同士でこんな事をしている場合でしょうか?

同訴訟は、菅政権時代に起きた東京電力福島第1原発の事故に関し、当時野党議員だった安倍首相が菅氏の対応を批判した、2011年5月20日付のメルマガに関するもの。原子炉を冷やすための海水注入の措置を、菅氏が止めたとする内容で、菅氏は名誉を傷つけられたとして、安倍首相に1100万円の損害賠償などを求めて訴えを起こした

元総理が現職の首相を訴えるなんて異例です。

菅直人さんは敗訴しても尚「メルマガを取り下げ、謝罪すべき」と仰っていました。

安倍晋三さんが菅直人さんに謝ったところで、菅直人さんがした原発対応の事実は消えません。

菅直人さんは見当違いな言動をされていますね。

菅直人を養護する声あり!福島第一原発事故における直接的な死者をゼロに導いた

菅直人は総理・党首としては適任とは言えなかったが、福島第一原発事故における直接的死者をゼロに導いた「手腕」は、未来永劫消えることはあるまい。

一方で菅直人さんの原発対応は結果として良かったという方も居るようです。

菅直人さんが原発について無知だった事は前述のとおりですが、それでも対応としては良かったのでしょうか?

疑問が残るところです。

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